4/1000イニシアチブについて

4/1000イニシアチブってなに?

 「4/1000」とは、1000分の4(4‰)のこと。そして「もしも全世界の土壌中に存在する炭素の量を毎年4/1000ずつ増やすことができたら、大気中のCO2の増加量をゼロに抑えることができる」という計算に基づき、土壌炭素を増やす活動を推進する国際的取組みが「4/1000イニシアチブ」である(一般財団法人環境イノベーション情報機構より引用)。


 4/1000イニシアチブの目的は「Increase organic matter and promote soil C sequestration, through the application of appropriate farming and forestry practices in order to contribute to food security, climate change mitigation and adaptation to climate change.(食料安全保障、気候変動への適応及び緩和に貢献するために適切な農林業を 実践することで、有機物の増やし、土壌の炭素貯留を促進する)」です​​(the"4 per 1000" Initiativeより引用)。

 このイニシアチブは、2015年にパリで開催された気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)でフランスが提案して始まりました。

現在、人間が経済活動によって大気中に排出している炭素は、年間約100億トンずつ増えています。ここから木などが吸収する分を差し引くと、毎年約43億トン、排出が増えている計算とのことです。一方、土の中には、大気中にCO2として存在する炭素の量の2~3倍に相当する1兆5000億~2兆トンの炭素があるとされています。そこで、土の表層にある約9000億トンの炭素を毎年0.4%ずつ増やすことができれば、約43億トンの排出分の大半を帳消しにできるという計算がされています​​(the"4 per 1000" Initiativeより引用)。


 この取り組みに、2020年4月に日本の都道府県でははじめて、山梨県が参加しました。果樹王国である山梨県の特性を十分に活かし、​​果樹園内で剪定枝を炭化・貯留して温暖化の抑制に寄与されています。

さらに、4/1000イニシアチブの取り組みによって生産されたモモやブドウなどの果実等を脱炭素社会実現に貢献した農産物として認証する「やまなし4パーミル・イニシアチブ農産物等認証制度」を創設されています。


認証制度における認証区分には2つあります。

(山梨県における4パーミルイニシアチブの取り組みの概要はこちら

(やまなし4パーミル・イニシアチブ農産物等認証制度実施要領はこちら