J-クレジットによるオフセット

概要

株式会社長大

 当社はインフラサービスプロバイダーとして、「人・夢・技術」を合言葉に豊かな自然を生かしながら生活基盤を創造し、それを支える技術の研鑽に励んでいます。脱炭素社会、持続可能な社会、世界中の人たちが「夢」を持って生きられる安全で安心な環境作りを邁進することを目的とした人・夢・技術グループの中核企業です。


ホールディングス会社HP https://www.pdt-g.co.jp/

自社HP  https://www.chodai.co.jp/

クレジット情報

適用方法............................AG-004(バイオ炭の農地施用)

プロジェクト名.................バイオ炭の農地施用によるCO₂削減事業

クレジット購入量.............10t

シリアルナンバー.............(発行中)

主なバイオ炭施用の圃場.............山梨県南部町静岡県富士宮市(農水省の筆ポリゴンの公開サイトへリンク)

今回の取り組みについて

背景について教えてください。

 当社は、2021年に国内第一号案件である木質バイオマスガス化発電所を山梨県南部町内で事業化、新たな地方地域の姿を描く地方創生の一手法として地域の方々と共に運営をしています。当発電所の発電工程から生成されるバイオ炭を地域の農家従事者や隣接地域の酪農家へ提供、土壌改良剤や堆肥化副資材として使用されています。エネルギーと農業を結ぶ特徴的な機能を持つ当発電所は直接的、間接的にJクレジットを創出します。当発電所からJクレジットを創出、そのJクレジットを親会社である当社が購入することにより、グループ機能を活かした脱炭素社会の推進、GHG排出量削減の貢献につながると考えたからです。

今回バイオ炭を活用したJ-クレジットを購入した理由について教えてください。

 バイオ炭は、農地へ施用して炭素貯留することによりカーボンネガティブを実現します。同時にバイオ炭は土壌改良剤として農産物へ良い土壌環境を提供します。このバイオ炭の源は未利用材の森林資源です。バイオ炭の普及は森林整備、木質バイオマスガス化発電の普及、農業貢献とJクレジットの創出。そのJクレジットを購入することにより地域貢献へとつながり、この自然資本を活かした資源循環経済構造はバイオ炭があってこそ成立します。当社も発電所を通して全国の製炭者や農業従事者と共にJクレジットの創出、それを支援する形でJクレジットを購入、そしてGHG排出量削減へ貢献することが可能となると思いJクレジットを購入しました。

今後の取り組みについて教えてください。

 当社も特定排出者である為、自社活動量算出への利用やGXリーグ参入への一手段としてJクレジットの取り扱いを検討しています。また、森林事業者、農業従事者、地域企業、自治体、グループ企業や多種多様な企業と連携して、再エネとバイオ炭CCS、Jクレジットの創出、購入を推進していきます。バイオ炭は新たな環境価値を生み出す素材であることからカーボンマイナス・エコシステム・プラットフォームを活用しながら急速に発展するサーキュラーエコノミーに対応し、インフラサービスプロバイダーとして

2050年カーボンゼロへ向けた支援を地域に対して今後も続けていきます。

連絡先

株式会社長大 国内営業統轄部 国内営業企画部 飯干貴久・竹下光雄

TEL:03-3532-8602 

FAX:03-3532-8633