立命館大学日本バイオ炭研究センター・日本バイオ炭コンソーシアム

シンポジウム2024

バイオ炭普及の課題と国際的動向


日時:2024228日(~  229日(

主催: 立命館大学日本バイオ炭研究センター

共催:立命館大学経営学会 「立命館大学経営学部創60 周年記念 国際シンポジウム 」として開催

共催: 日本バイオ炭コンソーシアム 

後援:日本炭化学会、日本バイオ炭普及会(JBA) 

English Ver.  Symposium 2024 

 二酸化炭素削減のための種々の活動において、バイオ炭施用による炭素隔離(CCS :Carbon Capture, and Storage)が大気中の二酸化炭素の絶対量を簡便に削減する方法として世界的に注目されています。この削減方法を社会実装し推進するために、自然科学及び人文社会科学の総合的な知見を集積し活用する研究推進組織の存在がますます重要となってまいりました。

 このような状況に対応するため、昨年、令和4年11月に立命館大学内に日本バイオ炭研究センターを設置しました。当センターは、学内外のバイオ炭に関係する研究者を招集しつつ、関連領域の人材育成を同時に担う国際的な研究拠点として活動いたします。

 さらに、国内外のバイオ炭の貯留に係る社会実装をよりスピード感をもって推進するため、同研究センターに、産官学民連携による日本バイオ炭コンソーシアムを組成いたしました。本コンソーシアムは、バイオ炭による炭素隔離技術を活用したカーボンマイナス(カーボンネガティブ)に資する社会的プラットフォームの創成と運営を行い、多様で多岐にわたる参画者を募ったうえで、ビジネス・エコシステムを実現します。同時に、本コンソーシアムにおける相互連携を通じて、社会的課題の発見、解決等につなげ、地域活性化及び農業振興等、いろいろな課題に貢献してまいります。

 これら活動として、また関係各位への周知・広報・参集のため、下記の要領でキックオフシンポジウムを開催いたします。より多くの皆様の参加をお願いいたします。


本シンポジウムについて

日時:2024年(令和6年)228日()- 229日(

場所:立命館大学大阪いばらきキャンパス B棟3階コロキウム+オンライン(Zoom)

   交通アクセス・フロアガイド

主催: 立命館大学 日本バイオ炭研究センター

共催: 立命館大学日本バイオ炭コンソーシアム、立命館大学経営学会 立命館大学経営学部創立60 周年記念 国際シンポジウム 」として開催 

後援: 日本炭化学会 日本バイオ炭普及会(JBA)

参加費:無料(2日目はコンソーシアム会員限定)

申込方法:コチラから登録ください(オンライン申し込み)    


立命館大学日本バイオ炭研究センターの概要はこちら

立命館大学日本バイオ炭研究センターの設立に関するプレスリリースはこちら

参考:昨年度 2023.3.7-8 のシンポジウム(温暖化防止に向けたバイオ炭活用とJクレジット制度)の資料や動画はこちら

目次 *クリックするとページへ飛びます

1日目(2/28)タイムスケジュール*随時更新

ご挨拶 13:00~13:20

立命館大学 副学長/学校法人立命館 副総長 徳田 昭雄

立命館大学日本バイオ炭研究センター長 柴田 晃

環境省大臣官房環境経済課 市場メカニズム室 室長 山本泰生 氏 

農林水産省農林水産技術会議事務局研究開発官室 研究調整官 北川 巌 氏 

講演 

講演①13:20-13:55 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境研究部門 上級研究員、立命館大学日本バイオ炭研究センター 客員研究員  岸本 文紅 氏 資料 動画

 「バイオ炭の多様性と日本型品質規格の探求  

講演②13:55ー14:35 鳥取大学農学部国際乾燥地農学コース 教授  西原 英治 氏

「バイオ炭は作物生産を向上させ環境負荷低減の効果を備える」 


講演③14:20ー14:45 Senior Scientist (Ecosystem Modelling), the James Hutton Institute(Scottland)  Dr. Jagadeesh Yeluripati 

 「 農地の炭素貯留システムの推定とその実用化

 →急遽、キャンセルとなりました。代替の講演を予定しております。


講演14:35-15:00 岩手県ふるさと振興部 県北・沿岸振興室 主事  高橋 翔太 氏 


谷地林業 プロジェクト推進室兼任営業管理部 シニアマネージャー  渡部 雅裕氏 資料 動画


バイオ炭活用による岩手県での産官民の地域振興活動の事例

15:00ー15:15 休憩

講演15:15ー15:30 立命館大学経営学部教授、日本バイオ炭研究センター 副センター長 依田祐一




立命館大学日本バイオ炭研究センター 客員教授 沖森奏行 氏 資料 動画


バイオ炭普及の制度・システム

講演⑤15:30ー15:50 立命館大学日本バイオ炭研究センター 客員研究員・(一社)日本クルベジ協会 小澤 史弘 氏 資料 動画

バイオ炭のJ-クレジット認証の実績と運用の課題」

講演15:50-16:15 アスエネ株式会社 事業開発部新事業開発Carbon EXチーム Manager  中野 征治 氏 資料

「カーボンクレジット市場の最新動向と排出権取引所「Carbon EX」の概要

講演16:15-16:40 Ithaka Institute for Carbon Strategies Doctoral Researcher  Mr. Johannes Meyer zu Drewer 資料 動画

"Pyrogenic Carbon Capture and Storage(PyCCS)"

講演⑧16:40-17:05 Carbonfuture GmbH Head of Project Management Mr.Marcel Eichler  

"Biochar a Pathway to Permanent Carbon Removal" 資料 動画

17:30-19:00 情報交換会

  場所:生協食堂Cafeteria(同一学内)  5000円 

2日目(2/29)タイムスケジュール*随時更新

講演 

9:30ー10:20 6つの研究会報告と質疑

バイオ炭規格、衣料繊維炭化、国際炭素クレジット市場、地域モデル、バイオ炭製造と農地施用、公演緑地・緑地帯

ワークショップ⑴ 10:35-12:05 農地施用・地域モデル合同研究会

 株式会社 森のエネルギー研究所プロジェクトマネージャー 藤原 宏太  

  「木質バイオマスガス化発電所の動向とバイオ炭の活用


 ② 下川運輸株式会社氏本社営業部主任 河村 奈央子 氏 

  「北海道下川町におけるバイオ炭の地域利用と農作物ブランディング」 


 ③ 株式会社アサギリ 代表取締役 蓑 威頼 氏 

  「地域循環共生圏(ローカルSDGs)における資源循環と堆肥へのバイオ炭の利活用  


12:05-12:25 総合質疑

12:25-13:25 昼食

ワークショップ13:25-15:00 国際炭素クレジット研究会


 Ithaka Institute for Carbon Strategies Doctoral Researcher  Mr.Johannes Meyer zu Drewer  

  "Pyrogenic Carbon Capture and Storage(PyCCS)"




 Carbonfuture GmbH Head of Project Management Mr.Marcel Eichler 

   "Biochar a Pathway to Permanent Carbon Removal


    ③総合質疑

▶︎講演資料のライセンスについて

本講演資料の一部は「クリエイティブコモンズ表示4.0国際(CC BY 4.0ライセンス)」を付与して公開しています。


引用される際は以下の通りクレジット表示をお願いします。 

講演者名(2023)、講演タイトル、講演資料のURL.

改変された場合、

講演者名(2023)、講演タイトル、講演資料のURL (を元に改変) 

事務局

日本バイオ炭コンソーシアムについて

*コンソーシアムに係る入会等については、事務局に問合せください。 

問合せ先

 立命館大学研究部OICリサーチオフィス (岡本・綾城・工藤

 電話  072-665-2570

メール rbrc@st.ritsumei.ac.jp