生産サイドの事例

高槻バイオチャー研究所

高槻バイオチャー研究所とは

  • バイオマス粉炭の社会的な認知を拡げ、様々な可能性に対する信頼を得る

  • 地球環境保全に貢献できるバイオマス粉炭の有効性を実証する

  • バイオマス粉炭を地元に供給するだけでなく、新しい活用方法を開発する

という主旨ものとバイオマス粉炭の意味を伝え、生産者を増やし、可能性を広げる活動を行っている。

 (映像・資料 高槻バイオチャー研究所)

インタビュー

高槻バイオチャー研究所取締役の島田さんに独自の製炭炉やバイオのビジネスへも活用可能性、発展可能性についてインタビューさせていただきました。

独自の製炭技術 密閉型製炭炉

 移動可能な約20m3の製炭炉から約1週間で約5tの粉炭を生産。原料は、雑木や間伐材の他農業残渣/食物残渣等のバイオマス資源となります。土壌改良材や家畜の飼料/建築用資材にまで活用が可能で、生産手法は、2012年10月に特許取得

特徴】

  • 様々な地元のバイオマス資源を有効利用できる

  • 電力やガス等を使わず無動力で製炭する

  • 一度に大量の製炭が可能(1回で約5tを製炭)

  • 少人数でも製炭作業ができる


800度で炭化するため材料に制限が少ない。土窯は温度のコントロールが難しいが無動力の製炭炉は誰でも簡単につかいこなすことができる。

 (映像・資料 高槻バイオチャー研究所)

「炭化力システム」の提案

地元地域における未利用資源をエネルギー化し地元で循環させる

 バイオ炭を燃料とした独自の「無圧式温水器」を農業ハウスや温浴施設に熱エネルギーを供給するだけでなく、バイナリー発電への熱源供給に活用することにより、再生可能エネルギーの新しい「地産地消」を実現するだけでなく、地域住民の生活に密着した新しい「地域資源エネルギー循環システム」による地域のCO2排出削減にも貢献。

出所:高槻バイオチャー研究所

バイオ炭活用事例

間伐材や未利用の剪定枝を使用した社会貢献型木炭



  • 新たな土壌改良炭 「バイオ炭ペレット」

地域の農業残さを炭化しペレットにすることで、地域で活用する土壌改良材や燃料としてだけでなく自然に優しい融雪材 にも使用可能


出所:高槻バイオチャー研究所