(1)タイトル
TEAM EXPO 2025 大阪・関西万博 TEAM EXPOパビリオン
(2)開催概要
「未来への行動」(「TEAM EXPOパビリオン」)について 「TEAM EXPOパビリオン」は、「TEAM EXPO 2025」プログラム参加者と来場者を含む多くの方が「対話」し未来社会の実現に向けた新たな「共創」を生み出すことを目的とした場です。 参加者の成果の発表・報告だけではなく、他の参加者や来場者との「対話」による未来社会を共創する参加型万博実践の場を目指します。
(2025年日本国際博覧会 フューチャーライフエクスペリエンス&「TEAM EXPOパビリオン」 参加募集要項より引用)
(1)参加日時
①ブース展示
2025年9月8日(月)~9月10日(水), 9月20日(土)
②ステージ発表
2025年9月20日(土)15:30~16:00
*発表資料はこちら
(2)開催場所
TEAM EXPO2025 大阪・関西万博 フューチャーライフヴィレッジ(フューチャーライフゾーン)
(3)主催
2025年日本国際博覧会協会
(4)来場者数(累計)
400名以上
私たちは、大阪・関西万博のフューチャーライフヴィレッジ「TEAM EXPOパビリオン」にて、3日間のブース出展を行いました。今回の出展では、「カーボンマイナス」や「バイオ炭」といった、少し専門的なものの地球の未来にとって大切なコンセプトを、多くの皆さまに楽しく、分かりやすくお伝えすることを目指しました。
専門的なテーマを、いかに親しみやすく伝えられるか。私たちは、ブースの「視覚的な分かりやすさ」に徹底的にこだわりました。カラフルなポスターや解説動画はもちろん、特に力を入れたのが、バイオ炭が活躍する未来を立体的に表現したジオラマです。複雑な仕組みも、ミニチュアの世界で見ることで直感的にご理解いただけたようで、多くの方が足を止めてくださいました。
「素敵な取り組みですね」という来場者の方からの声が心に響いた。(東森)
万博という貴重な機会で、幅広い年代の方に関心を持っていただき、やりがいを感じた。(本多)
小学生から年配の方まで幅広い年代の方と話す機会になり、普段とは異なる刺激があった。(石原)
興味を持って聞いてくださって、嬉しかった。(太田)
一生に一度あるかどうかの、日本開催の万博に携わることができて光栄でした。(伊澤)
万博で発表させていただくという貴重な体験ができ、嬉しかった。学生ということもあって、興味を持ってくださったり、応援してくださったりする方が多く、とてもやりやすかったです。(間宮)
知見ある人と話すことで、自分でも曖昧な理解だったカーボンプロジェクトの細かい部分がより分かるようになった!(山村)
多くの人が興味を持って話を聞いてくれたことが嬉しく、また来場した企業や専門家の方々と意見を交わし、新たなつながりを得られたことが貴重な経験だった。(田中)
私は主に万博直前のイベント(万博全体の広報のイベント)へ参加させていただいたのですが、環境問題について本気で考え、私たちの話を真剣に聞いてくださる人がたくさんいるということに感動しました。(田村)
想像以上に自分たちのプロジェクトに興味を持ってくださる方が多かった。様々なご意見を直接聞くことで、新たな学びにも繋がった。(井元)
これまで関わってきてくれた先輩方や関係者の方の成果を万博という機会で伝えるということに最初は責任感を感じていました。しかし、行ってみると予想よりも多くの来場者の方が足を止めてくれ、大変やりがいを感じました。(佐々木)
万博会場のTEステージにて、30分間のプレゼンテーションを行いました。
限られた時間の中で、「カーボンマイナス」と「バイオ炭」の可能性を、一人でも多くの方にお伝えするべく、構成を練り上げて臨みました。プレゼンテーションの冒頭では、少し難しく聞こえるかもしれない「カーボンマイナス」や「バイオ炭」といったコンセプトを、豊富な図や写真を使いながら、丁寧にかみ砕いて解説しました。そして、その技術を活かして、私たちがこれまで地域社会の皆さまと一緒に歩んできた具体的な活動内容と、それによって生まれた成果をご紹介しました。
また発表のハイライトとして、この分野の第一人者である立命館大学 日本バイオ炭研究センター長の柴田晃先生に特別ゲストとしてご登壇いただきました。柴田先生からは、専門家の視点で、この技術が地球規模でどれほど重要であり、大きな未来を秘めているか、そして、私たちの暮らしを豊かにするために、いかに身近なところで貢献できるかについて、力強いメッセージをいただきました。
万博という大きな舞台での発表と展示を無事に終えることができ、メンバー一同、大きな達成感を得ました。
今回の活動では、専門的で少し難しい「バイオ炭」や「カーボンマイナス」というテーマを、どうすれば多くの方に分かりやすく、そして楽しく伝えられるかという「伝えること」の難しさに挑戦しました。ステージ発表では、限られた時間で私たちの想いを届けるため、チームで何度も議論を重ねました。初対面の方に興味を持っていただくのは簡単ではありませんでしたが、多くの方が熱心に耳を傾け、「分かりやすいね」「頑張って」と温かい言葉をかけてくださったことが、何よりの励みとなりました。
この万博で得た学びと自信は、私たちにとってかけがえのない財産です。これからも社会に貢献できるよう活動を続けていきます。
ご来場、そしてご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
文:経営学部国際経営学科 佐々木亮太