概要
(1)タイトル
2024年度地域連携研究会
(2)セミナーについて
地域連携やキャンパス創造に関わる議題を扱うOIC地域連携室会議内の企画として、「地域連携に参加したくなる」をコンセプトに2020年度より学内公開形式で実施しています。
※チラシ
詳細
⑴開催日時
2025年2月21日(金)10時40分
⑵開催場所
立命館大学大阪いばらきキャンパス B棟3階 B374 コロキウム
⑶主催
立命館大学OIC地域連携室
⑷講師
立命館大学 経営学部教授 依田 祐一
⑸セミナーの流れ
10:40- ◼️開会挨拶・趣旨説明
10:45- ◼️大阪・関西万博と立命館の取組み
11:00- ◼️立命館大学カーボンマイナスプロジェクトの取組み
立命館大学 経営学部 依田 祐一 教授
11:30- ◼️意見交換会
当日の様子
(1)導入
OIC地域連携課の一ノ瀬課長から『大阪・関西万博と立命館の取組み』についてのお話がありました。取組みのビジョンとして、『2025年大阪・関西万博の開催理念に共感し、本万博を契機として2030年の達成を目指す「中期計画R2030」を推進する』を掲げており、立命館大学の主な動きなど全体像を明らかにしていただきました。実際に行った動きとして、「TEAM EXPO 2025」の共創パートナー登録や立命館万博学生委員会「おおきに」の発足、「立命館大学カーボンマイナスプロジェクト」のベストプラクティス選出などの活動を紹介していただきました。
(2)講演
立命館大学経営学部依田祐一教授から『立命館大学カーボンマイナスプロジェクトの取り組み』についてお話がありました。講演では、バイオ炭やバイオ炭のJ- クレジット制度に関するお話があり、J-クレジットの購入事例を紹介していただきました。加えて、立命館大学カーボンマイナスプロジェクトが学生参画の広報を4代に渡って行っていることを紹介し、選出されたベストプラクティスに提出した動画を披露していただきました。
その後カーボンマイナスプロジェクトに参画している学生である佐々木彩乃・東森和花(経営学部2回生)の2名がカーボンマイナスプロジェクトの活動や万博での展示内容を紹介しました。加えてカーボンマイナスプロジェクトでの経験、それを通じての所感など学生の視点からの情報の共有も行いました。
(3)意見交換会
意見交換会では、「講演内容のポジティブな側面とは違ったネガティブな側面としてどのようなものがあるのか」といった質問や「実際に就職活動の面接の場でこのプロジェクトを通して未来社会についてどのように訴えるのか」といった質問をいただき、学生の立場からの回答を行いました。
参加者の声
◼️プロジェクト発足当時と比べ、広報活動の内容が具体的になっていると感じた。
◼️プロジェクトの概要やBPに提案した広報活動、今後の展望に関して未来への明るくポジティブな印象を抱いた。
登壇した学生の声
🔳今回登壇して話す内容を整理する中で、先輩方がベストプラクティスにかけてきた思いを感じ、カーボンマイナスプロジェクトが大阪・関西万博に出展する意義を再確認しました。今回の機会を通して、環境問題を身近に感じてもらうことや、本プロジェクトとの共創を促すことを目指し、持続可能な未来に向けて大きく貢献したいと強く感じました。これからも大阪・関西万博出展を主として、インターネットでの広報やイベントへの出展などカーボンマイナスを実現するための広報に力を入れていきたいです。
(経営学部2回生 佐々木彩乃)
🔳今回の発表を通して、本プロジェクトにおける学生の活動内容や所感、大阪・関西万博出展に関する展示や発表について、参加者の皆様にお伝えすることができ、”学内に向けた広報活動” をすることができた貴重な経験となりました。学生の広報活動がBPに選定していただけたことで、学生の活動も社会に影響を与えることができるのだということを実感し、今後の活動の糧にもなったと思います。先輩方が残してくださったこのプロジェクトを次世代につなげられるよう、大阪・関西万博への出展を通じて、より多くの人の環境問題への関心を高めたいと考えます。
(経営学部2回生 東森和花)