立命館大学日本バイオ炭研究センター・日本バイオ炭コンソーシアム

シンポジウム2025

バイオ炭の国内外最新状況


日時:2025年 2月19日(水)~  2月20日(木)

主催: 立命館大学日本バイオ炭研究センター

共催:立命館大学日本バイオ炭コンソーシアム、ドイツ日本研究所(DIJ)、日本炭化学会、日本バイオ炭普及会

後援:ニュルティンゲン-ガイスリンゲン経済・環境大学、ドイツ科学・イノベーション フォーラム東京(DWIH Tokyo)


English Ver.  Symposium 2025 

 二酸化炭素削減のための種々の活動において、バイオ炭施用による炭素隔離(CCS :Carbon Capture, and Storage)が大気中の二酸化炭素の絶対量を簡便に削減する方法として世界的に注目されています。この削減方法を社会実装し推進するために、自然科学及び人文社会科学の総合的な知見を集積し活用する研究推進組織の存在がますます重要となってまいりました。

 このような状況に対応するため、令和4年11月に立命館大学内に日本バイオ炭研究センターを設置しました。当センターは、学内外のバイオ炭に関係する研究者を招集しつつ、関連領域の人材育成を同時に担う国際的な研究拠点として活動いたします。

 さらに、国内外のバイオ炭の貯留に係る社会実装をよりスピード感をもって推進するため、同研究センターに、産官学民連携による日本バイオ炭コンソーシアムを組成いたしました。本コンソーシアムは、バイオ炭による炭素隔離技術を活用したカーボンマイナス(カーボンネガティブ)に資する社会的プラットフォームの創成と運営を行い、多様で多岐にわたる参画者を募ったうえで、ビジネス・エコシステムを実現します。同時に、本コンソーシアムにおける相互連携を通じて、社会的課題の発見、解決等につなげ、地域活性化及び農業振興等、いろいろな課題に貢献してまいります。

 これらの活動の一環としまして、また関係各位への・参集のため、下記の要領で年次のシンポジウムを開催いたします。より多くの皆様の参加をお願いいたします。


本シンポジウムについて

日時:2025年(令和7年)2月19日(水)- 2月20日(木)

場所:立命館大学大阪いばらきキャンパス B棟3階コロキウム+オンライン(Zoom)

   交通アクセス・フロアガイド

主催:立命館大学 日本バイオ炭研究センター

共催:立命館大学日本バイオ炭コンソーシアム、ドイツ日本研究所(DIJ)、日本炭化学会、日本バイオ炭普及

後援:ニュルティンゲン-ガイスリンゲン経済・環境大学、ドイツ科学・イノベーション フォーラム東京(DWIH Tokyo)

参加費:無料(2日目はコンソーシアム会員限定)

申込方法:コチラから登録ください(オンライン申し込み)    


立命館大学日本バイオ炭研究センターの概要はこちら

立命館大学日本バイオ炭研究センターの設立に関するプレスリリースはこちら

参考:昨年度 2024.2.28-29 のシンポジウム(バイオ炭普及の課題と国際的動向)の資料や動画はこちら

目次 *クリックするとページへ飛びます

1日目(2/19)タイムスケジュール*随時更新

ご挨拶  (13:00-13:15)

立命館大学 副学長/学校法人立命館 副総長 徳田 昭雄

 環境省大臣官房環境経済課市場メカニズム室 室長補佐
宮原 薫 氏

農林水産省大臣官房環境バイオマス政策課長 佐藤 夏人 氏 

講演  (13:15-17:05)

講演①13:15-13:55 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境研究部門 グループ長  須藤 重人 氏 

 農業系 Jークレジット(森林系や水田系)に比してのバイオ炭CDRの意義と今後の方針  

講演②13:55ー14:10 農地施用研究会 凌 祥之

「バイオ炭の農地施用目安作成の経緯」 


講演③14:10ー14:30 シン・エナジー株式会社経営管理本部
吉田 康輝 氏

 「木質ガス化発電所から発生する副産物の活用と地域循環(仮題)」


講演14:30-14:55 山梨県農政部農業技術課新技術推進監   河西 利浩氏


山梨県における4パーミル・イニシアチブの取り組み


講演14:55-15:15 JR西日本orジェイアール西日本コンサルタンツ(仮)

JR西日本グループ「ゼロカーボン2050」への取組(仮)」


休憩 15:15ー15:30

講演15:30ー15:50 清水建設(株)土木総本部土木技術本部基盤技術部 主任  幸田 圭司氏


バイオ炭のコンクリート貯留 (仮)

講演15:5016:15 Director ISR, Nuertingen-Geislingen University, Germany  Prof.Dr.Carsten Herbes

バイオ炭入り土壌:専門家と家庭菜園者の視点

講演⑧16:15-16:40 Carbonfuture GmbH Head of Project Management Mr.Marcel Eichler  

「カーボンクレジット市場の動向とCarbonfutureの取り組みー概要ー(仮)」

講演16:40-17:05 Ithaka Institute for Carbon Strategies Doctoral Researcher 
Mr. Johannes Meyer zu Drewer

「WBC規格とグローバル展開についてー概要ー(仮)

活動紹介  (17:05-17:25)

立命館大学経営学部教授、日本バイオ炭研究センター 副センター長 依田 祐一


立命館大学日本バイオ炭研究センター 客員教授 沖森 奏行 氏 


「日本バイオ炭研究センター/日本バイオ炭コンソーシアムの活動紹介」

情報交換会  (18:00-19:30)

懇親会挨拶

立命館大学日本バイオ炭研究センター長 柴田 晃

締めの挨拶


立命館大学日本バイオ炭研究センター 客員教授 沖森 奏行 氏

場所:OIC FOOD PARK(同一学内)  

2日目(2/20)タイムスケジュール*随時更新

研究会報告  (9:00-9:50)

9:009:50 6つの研究会報告と質疑

バイオ炭規格、衣料繊維炭化、国際炭素クレジット市場、地域モデル、バイオ炭製造と農地施用、公園緑地・緑地帯

ワークショップ⑴ 地域モデル研究会  (9:50-11:00)

WS①9:50-10:10  ㈱長大 国内営業統轄部国内営業企画エコプロ・エネルギーグループ 部長 竹下 光雄 氏

(株)長大のバイオ炭施用農作物の利用(仮)

WS②10:10-10:30   東近江市環境部 森と水政策課 竹中 壽人氏  

「東近江市のバイオ炭施策について 

WS③10:30-10:50 島根県立大学地域政策学部 准教授 伊藤  豊氏

バイオ炭施用農作物に対する消費者の感度調査について  

総合質疑10:50-11:00

休憩 11:00-11:10 

ワークショップ⑵ 農地施用研究会  (11:10-12:20)

WS11:10-11:40 日本炭化学会会長 凌  祥之


「バイオ炭の農地施用目安

WS11:40-12:10  Midori Climate Partner  高野 りりこ


カンボジアにおける農業残渣の炭化利用(仮)

総合質疑12:10-12:20 

立命館大学日本バイオ炭研究センター長 柴田 晃


昼食 12:20-13:20 

ワークショップ⑶ 国際炭素クレジット研究会  (13:20-14:50)

WS①13:20-13:50  Carbonfuture GmbH Head of Project Management Mr.Marcel Eichler 


カーボンクレジット市場の動向とCarbunfutureの取り組みー詳細ー(仮)」

WS②13:50-14:20   Ithaka Institute for Carbon Strategies Doctoral Researcher 
Mr.Johannes Meyer zu Drewer 

WBC規格とグローバル展開についてー詳細ー(仮)

総合討論 14:20-14:50 

立命館大学経営学部教授、日本バイオ炭研究センター 副センター長 

依田 祐一

ご挨拶 (14:50-14:55)

締めの挨拶

立命館大学日本バイオ炭研究センター長 柴田 晃

▶︎講演資料のライセンスについて

本講演資料の一部は「クリエイティブコモンズ表示4.0国際(CC BY 4.0ライセンス)」を付与して公開しています。


引用される際は以下の通りクレジット表示をお願いします。 

講演者名(2023)、講演タイトル、講演資料のURL.

改変された場合、

講演者名(2023)、講演タイトル、講演資料のURL (を元に改変) 

事務局

日本バイオ炭コンソーシアムについて

*コンソーシアムに係る入会等については、事務局に問合せください。 

問合せ先

 立命館大学研究部OICリサーチオフィス (岡本・綾城・工藤)

 電話  072-665-2570

メール rbrc@st.ritsumei.ac.jp